こんにちは!
マイホーム計画お役立ちブログのtakaです。
私は住宅業界にはいって今年で16年目となる一級建築士です。
(業界に入ったころは当然無資格でした)
今の会社を含めて「4社」に勤め、現在はハウスメーカーにて設計を担当しております。
この業界に入って勤めた1社目は、主に「自社分譲・建売住宅」をメインで扱う地元の不動産屋さんでした。
当時私はフリーターをしていて、20歳を機に就職活動をして勤めた会社がこの不動産屋さんです。
担当していた業務は「建売住宅の営業」と「建売住宅の設計補助」です。
一応この頃から「設計」に少しは携わっておりましたが、今でも覚えていることで当時は「べた基礎」すら知りませんでした。
「べた基礎」とは何か、先輩を通じでフランチャイズ元の設計士に質問したことを覚えています。
(先輩も知らなかったという事です)
さて、この不動産屋さんは私が勤めて1年くらいでつぶれてしまったので、その後、地元の工務店に2社勤めて、
昨年の5月に今の会社に転職してまいりました。
このように私は「建売住宅会社」と「注文住宅会社」の両方に勤めた経験があるのですが、実はこの二つは、
「家に住む」という結果は同じですが、それまでの過程は全然異なります。
それで今回は「建売住宅」と「注文住宅」の違いについてご紹介させていただきます。
今回のブログでは、、、
この二つについてご紹介させていただきます。
注文住宅と建売住宅の違いとは?
「注文住宅」とは、お施主様のニーズ・ウォンツに合わせた世界でひとつの家のことです。
設計の方法は「自由設計」と決まった間取りから選ぶ「規格型設計」の2種類がございますが、「自由設計のほうがより注文住宅らしいと考えます。
ハウスメーカーや工務店・設計事務所に「こんな家に住みたい」「こんな土地に建てたい」という希望を「注文」し、建築します。
更地にオーダーメイドの家を建てる、というとわかりやすいかもしれません。
自分の好みの家を建てられますが、一般的に建売住宅よりも高額になります。
「建売住宅」とは、不動産業者やビルダーがあらかじめ購入した土地に家を建てて、土地とセットで販売している住宅のことです。
土地付きレディメイド(既製品)の家を購入する、という点で、戸建てを「建てる」というよりも「買う」という感覚が強くなります。
一般的に注文住宅より価格が安く、また買う前に実物を見ることができますし、宿泊体験などができる場合もございますので、生活のイメージをして購入することができます。
注文住宅と建売住宅はどっちが良い?
答えになっていませんが、どちらがいい・悪いということはなく、住む方の考えやニーズに合わせて選択することがたいせつです。
ご自身のライフスタイルに合わせた住まいを希望する方は「注文住宅」が、住まいに合わせてライフスタイルを変えることが好きな方は「建売住宅」が良いのではと考えます。
しかしよく聞くのが、建売住宅だと「マイホームを建てたの!すごいね!」「一戸建てを建てたんですか。羨ましい」などの言葉をもらったときの対応に困る、ということです。
注文住宅ならば「どんな想いで計画したか」「どんな家にしたか」を語ることができます。
しかし、建売住宅だと「いや、建てたんじゃなくて買ったんだよ……」といちいち補足しなくてはなりません。
せっかく一戸建てのマイホームを手に入れても、注文住宅で建てた場合と建売住宅を買った場合との満足度の差は、大きいといわれています。
一生住むことになるマイホームだからこそ、夢やこだわりを形にして、生涯の満足を手に入れてほしい。
その目でマイホームの構造を確認し、長く安心に暮らしてほしい。
私が「注文住宅・自由設計」を掲げるのは、そんな理由からなのです。
最後に
私は建売住宅の会社と注文住宅の会社の両方に勤めた結果、「注文住宅」で自宅を建てました。
建売住宅の方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いですが、仕事柄、家づくりの思い出がこれからの仕事につながると考え、「注文住宅」を選択しました。
将来的に建築業界で経営者になりたいと考えていなければ、立地条件の良いエリアで建売住宅を購入することも考えたと思います。
建売住宅と注文住宅、、、どちらが優れているかは一概に言えません。
マイホーム計画を始めた方が、どこに「こだわるか」によって、注文住宅が良いか、建売住宅が良いか決まると考えます。
文章まとまらなくてスミマセン。
今回のブログは以上となります。
今回のブログ記事が皆様のマイホーム計画に少しでもお役立ち出来たら嬉しいです。
次回もよろしくお願いいたします。
マイホーム計画お役立ちブログ
作成者:taka
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