洗濯物は外干しと室内干しどっちがオススメ?

こんにちは!

マイホーム計画お役立ちブログのtakaです。

私は現在、1週間あたり7〜10組のお客様に対して、基本間取り図の打ち合わせから、設計図(詳細図や電気図)のお打ち合わせまでを担当しております。

本日(2022.01.23)はこれから設計打ち合わせをさせていただくお客様との顔合わせと重要事項説明、ご要望のヒアリングをさせていただきました。

今回の計画は「平屋建て」でご計画をされていまして、3LDK・延べ床30坪以下でご提案させていただく内容となりました。

水回りのヒアリングをさせていただいた中で、近年多くのお客様からご要望いただく「ある部屋」が登場しました。

ランドリールーム  です。

私の打ち合わせをしている感覚だと8割くらいのお客様からご要望いただきます。

もっと言うと完全室内干しを希望するために、2階建てでも「バルコニー」はつくらない!というご要望が増えています。

そのような状況もあり今回は、外干し・室内干しそれぞれの特徴に注目して、その違いと「結局どちらがいいのか?」について検討してみたいと考えております。

今回のブログ記事は、、、

こちらの内容についてご紹介いたします。

外干しVS室内干し どっちが乾きやすい?

外干しは、直接紫外線や赤外線が直接当たるので、カラッと乾きます。

さらに風の力も借りられますね。

室内干しは窓ガラスがあるので太陽熱が吸収される、もしくは反射されて、外干しに比べたら直接洗濯物に赤外線を当てるわけではないので時間がかかります。

特に近年は、窓ガラスに「Low-E」というフィルムが張られたガラスを使うことが多く、フィルムが張られることで、日射熱を反射します。

また、室内に湿気がこもりやすいので、適切な広さと換気が必要です。

私の感覚では、毎日洗濯をする家庭で、3~4人家族であれば、2.5帖以上(理想3帖以上)の広さがオススメです。

さらに24時間換気の換気ルートになっているなど、きちんと対策がとられていないと乾きにくいです。
(ランドリールームは居室ではないので、一般的に換気ルートから外れます)

というわけで、「乾きやすさ」外干しに軍配!

余談ですが、外干し・室内干しどちらでもなく、ガス乾燥機で毎日乾かすという方も少数ですがいらっしゃいます

早く乾くことに関しては、ガス乾燥機がいちばんなんですよ。

外干しVS室内干し どっちが家事ラク?

干す場所にもよりますが、ランドリールームを設計した場合は洗濯機から取り出してすぐに干せるので、室内干しの
ほうが動線は短そうです。

それに対し多くのお住まいが2階建て以上で、1階の洗面所に洗濯機を設置し、2階のバルコニーに干すことになりますので、洗濯物を干す動線が長くなります。

さらに真夏や真冬など、外に出ることを控えたい時期も室内干しであればストレスがないのに対し、真夏の暑い中汗をかきながら干し、真冬の寒い中こごえながら取り込む室内干しに、ストレスを感じる場合もございます。

また個人的には、住宅密集地でも時間帯を気にすることなく洗濯物を干したり取り込んだりできる室内干しの方に軍配を上げたいと考えます。

外干しVS室内干し どっちが安心?

室内干しは外干しと比較して、ホコリや花粉が洗濯物にほとんどつきません。

花粉症やアレルギー持ちの方の強い味方ですね。

また、室内だから干しっぱなしにしていても安心。

子育てに限りませんが、忙しい毎日の中で、室内干しは自分のタイミングで干したり取り込んだりできます。

晴れているから洗濯物を外に干したまま出かけたら、急な夕立でびしょびしょ……なんて心配もありません。

というわけで、「安心さ」については室内干しの勝ちかなと考えます。

まとめ

ここ数年は圧倒的に室内干し希望の施工が多いです。

何年か前は「共働きだから夜に洗濯したい」という方が希望するというパターンだったのですが、最近は生活スタイルに限らず、花粉やホコリの付着を考慮したご要望がほとんどです。

私が住んでいるエリアは自然が多いので、砂埃も多く、本当にご要望いただきます。

希望される方が多いということは、「室内干し」のほうがいい!ということになりそうです。

一方で「お日様が直接当たらないと、やっぱりすっきり乾かないな~」と感じる方も多いでしょう。

天候や生活スタイル、家族の体調などに配慮して、外干し・室内干しを使い分けられるといいのかもしれません!

以上となります。

今回のブログ記事が皆様のマイホーム計画に少しでもお役立ち出来たら嬉しいです。

次回もよろしくお願いいたします。

マイホーム計画お役立ちブログ

作成者:taka

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