こんにちは!
マイホーム計画お役立ちブログのtakaです。
私は昨年ハウスメーカーに転職して一つの営業所の設計業務を担当しております。
そして、転職する前は、地元工務店にてモデルハウスの責任者(店長)をしておりまして、工務店時代に自宅も建てました。
いまから約4年ほど前になります。
あの頃は私は結婚したばかりで、確か入籍1ヵ月後に土地を契約し、その年の冬に着工、翌年の夏に入居した記憶がございます。
夫婦2人という事もあり、打ち合わせもスムーズに進み、あっという間に家づくりを終えました。
新居に引っ越して1年以上後に子供が生まれ今に至りますが、、、
子供が家の中での行動範囲も増え、新築当初には考えなかったことに気づき始めてきました。
さて今回はタイトルにもあるように、「新婚時に家を建て、子供が生まれて気づいたこと」をいくつかご紹介させていただきます。
ここ数年超低金利時代が続き、私たちのように新婚時や、婚約中(入籍前)に家づくりを始める方も増えましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
今回のブログでは、、、
- 子供が生まれて気づいた「室内扉のちょっとした選択ミス」
- 子供が生まれて気づいた「収納のちょっとした選択ミス」
- 子供が生まれて気づいた「窓のちょっとした選択ミス」
これらについて取り上げてゆきます。
子供が生まれて気づいた「室内扉のちょっとした選択ミス」
室内の出入り口で使われる扉は主に「開き戸」と「引き戸」がございます。
今回は特にメジャーな「開き戸(ドア)」について取り上げます。
開き戸は「開き方向」を打ち合わせで決めることができます。
例えば下の写真でいうと開き方向が2種類ございまして、「上(廊下側)」もしくは「下(リビング側)」になります。
この写真の場合、一般的にはドアは室内側へ開くことが基本となります。
理由は廊下(狭い空間)を利用する方と扉を開く動線が干渉しないようにするためです。
しかし我が家では、「開き方向下」にしたことを後悔しております。
その理由は、、、
扉を開いた先に子供がいないかどうか、気にしながら開けないといけないからです。
子供が小さいうちだけですが、毎日のこととなると、違う選択もあったかなと感じております。
さらに扉を開けっぱなしにする際も、リビング側にしまわれて結構邪魔なところもございます。
基本原則は広い部屋側に開くことですが、ケースバイケースで原則を崩すことも、考えを柔軟にすることも必要です。
子供が生まれて気づいた「収納のちょっとした選択ミス」
近年住宅の設計をしていて、「家事動線」と「収納力」はお客様から必ずと言ってよいほどご要望をいただきます。
そして「収納」に関しては、各室のクローゼットだけでなく、玄関収納、パントリー、そして洗面所の収納をご要望としていただきます。
これらの収納は箇所数が増えるほど、当然建築コストも掛かってまいりますので、最近多いのが、収納棚はつくるけど、収納扉はつくらないという計画です。
収納扉をつくらなければ、価格差はありますが、1か所あたり2~5万円ほど節約できるのではと考えます。
我が家も当然コストダウンのために同じように計画したのですが、、、
子供の手が届いてしまうので、結局おけるものが限られてしまいます。
最終的には可動棚をフルで使わない状況となっております。
こういったことを考えると、扉があった方が収納としては使い勝手が良かったと感じております。
子供が生まれて気づいた「窓のちょっとした選択ミス」
我が家の間取りは「2階リビング」で計画しましたので、生活の拠点が「2階」となっております。
そのため窓形状を選択するうえでは、デザイン・機能性のほかに「安全性」も考慮する必要がございます。
写真はバルコニーに面する「掃き出し窓」になります。
この通り1歳の子供でも十分に手が届き開けられてしまいます。
LIXILやYKK APの窓は子のクレセント(錠)位置をあげたり下げたりすることができます。
引き違い窓の場合は開けることが簡単な分、クレセントの位置を変えるなどして、子供でも安全に使えるように配慮する必要があると考えます。
以上となります。
今回のブログ記事が少しでもお役立ちできると嬉しいです。
次回もよろしくお願いいたします。
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作成者 taka
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